三密を避けるために予約優先で計画的に治療をする中で、ある時電話で予約の電話をいただいたのですが、こちらの言っている言葉が全く通じませんでした・・・。息子さんに代わっていただき何とか伝わったのですが、来院されてからも会話が成り立たずお互いに困りました。結果、言葉が伝わらないため、こちらからは筆談でやり取りをし何とか終了。その方は両耳に補聴器を装着してこの状態で、補聴器を外すと全く聞こえない状態でした。あまりに気の毒に思い、鍼治療をしてどの程度まで改善するか試してみるかお話ししたところ、翌日ご希望され一回目の治療を開始。聞こえの悪さと耳鳴りがあり音が拾えない状態から会話のやり取りがややできるまでになりました。初検時はややぼんやりした感じで目がとろんとしてましたが、数日後に来院した際は頭もはっきりした感じで受け答えもしっかりとしてきました。加齢とともに聞こえの悪さを感じてはいても、どうすることもできない人は多いと日頃から感じてはいました。そんなお悩みがある方のお力添えができればと思います。